信州松本の地に「きもの文化」の発展を目指してきた「三六呉服店」を出発点に、小さな規模でスタートした互助会組織。地域社会の「相互扶助」の精神をもとに、冠婚葬祭という人生のふしめふしめ、結び目の時を支え合うこと32年、こんにちでは56,000名の会員にご支持をいただくまでになりました。

この間、旧高砂殿にはじまったブライダルサービスは「レセプションハウス ザ・ブライトガーデン」に受け継がれ、「レ アール ド セゾン・セージ」オープンにより、より多様なニーズにもお応えできるようになりました。一方、誰でも気軽に使える家庭斎場としてオープンした「法祥苑」は大町から塩尻までに6施設を数え、松本平、塩尻、安曇野におけるセレモニーをお手伝いさせていただいています。平成13年には社名を「アステップ信州」と改め、さらに三十周年を迎えた平成17年には、多くの方々をお招きしての記念式典を催行することができました。
こうして慶事・結婚から葬儀供養まで、お客さまの人生の大切な場面に真心こめたサービスをご提供し続けてくることができたのは、常に地域の皆さまからの支えがあったからに他なりません。三十周年という会社の節目を超えた今、この支えへの感謝を新たにするとともに、次の三十年への展望をお伝えすることが、私たちの責任ではないかと考えます。
この三十余年の間に、情報も物も、そして価値観も、ますます多様で豊かな時代に移り変わってきました。その中でお客さまは求める物やサービスを自由に選択できるようになってきたということを忘れてはなりません。これまで通り、そしてこれまで以上にお客さまに選んでいただき、ご満足いただき続けるためには、私たちのご提供するサービスが「本物でなければならない」ことをそのまま表しているからです。

そのために、私たちは (1)魅力ある商品・サービスを常にお客さまの声に耳を傾けながら創り続けること (2)商品・サービスの質を保ち、提供できる人材を育成すること (3)環境の変化に対応していきながらも、昔からの儀礼文化を大切にし、伝承していくこと という3つの約束をあらためて胸に刻みたいと考えています。
「ビジネス」という言葉のもとに営利だけを追求する風潮が蔓延する昨今、当地域における冠婚葬祭業も競争激化の様相を呈してきました。その中で、急成長を戒め、持続的発展のために「本物とは何か?」を常に考え、実行し、継続していくことこそ、お客さまのため、地域の皆さまのために役立つ会社となり得ると確信します。
こうした会社の基本理念を全社員が共有するために、平成14年に「私たちの道」という社是を制定しました。我々が向かうべき方向や取り組む姿勢を日々確認しながら、一歩ずつ着実に前進していくために、自らの胸に手を当ててみることが大切と考えるからです。 今後、どのように環境が変化しようとも、私たちの置かれた使命を充分に自覚し、今まで地元で蓄積されたノウハウに更に磨きをかけ、真の価値をもって、皆さまの期待にお応えしていきたいと考えています。






